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2013年8月27日

ネコはどこから来たのか?

 

ネコと人の付き合い、その歴史は非常に古く、紀元前3000年頃の古代エジプトで始まったとされています。が、実は立証されておらず諸説あったりします。ネコは分類上「イエネコ」とカテゴライズされますが、ネコの原型となったと言われているのが、上の写真のリビアヤマネコ、米名African Wildcatです。米名がすっごい明快。そう、アフリカのノラ
ネコが起源と言われています。エジプトにある墓から猫の遺体が出土したので「エジプト最古」と言われていましたが、最近ではほど近いキプロス島でもっと古いものが出土した、というニュースもあり真相はまだ究明されていません。想像するに、アフリカで飼われていたネコがキプロス島へ渡り、さらにエジプトに渡ったのではないか、と。分かりませんけど。

更に猫の先祖を遡ると…犬も仲間なの!?



このリビアヤマネコのルーツをもっと遡ると、ミアキスという今から6,500万年前生息した動物に行き当たるそうです。このミアキス、なんと猫、犬、アシカの祖先らしいです。え?ってことは犬もアシカもネコと同じ仲間で、派生して別種になったということ?と言う驚愕の事実。

先日、ニュージーランドで瀕死の猫に犬の血液を輸血して助かったというニュースが出ていましたが、記事によると「猫は犬の赤血球抗原に対する自然抗体を持っていないため、犬の血液を入れても凝固するなどの拒絶反応が起きない」という説明が載ってましたが(全く理解できてない。笑)、「先祖一緒だったからか!」と、この事実を知ったときに納得しました。笑

どうやって猫は人間に愛されるようになったのか?


手足がスッとしてカッコいいリビアヤマネコ、これをもっとずんぐりむっくりさせれば、今の猫になりますね。

現在も動物園や一部ペットショップで見る/買うことができます。飼育した人いわく、全く人に懐かず、片っ端から攻撃するような危険極まりない猫らしいです。そんなネコがどうやって人間社会に愛されるパートナーとして共存関係を築いてきたのでしょう。

その歴史は、人間が穀物を食料としてきたことに関係があるそうです。穀物を食い荒らすネズミを食べてくれるネコ。人間はネコの世話をし、ネコはネズミを退治してくれるという利害関係が一致したのですね。なんという理想的なWin-Winモデル。

このモデル、未だに世界各国で成立しているというのも面白い事実です。ネズミの被害に困っているところでは、ノラネコに餌を与えることが当たり前のように行われています。利害関係が一致しているので、ネコによる被害、糞尿をする、鳴き声なども大目に見ることができる訳です。

都会ネコがくれるもの


では都会に住む、ネズミを捕ることがなくなったネコの場合は何故、人は飼うのでしょうか?答えは簡単、

可愛いから。

ネコと一緒に暮らしていると、元気をくれたり、癒してくれたり、ネコから色んなものを貰います。その対価に色々とお世話をする…これも利害関係の立派な一致、と思います。

しゃべる猫で有名な「しおちゃん」の動画ですが、これを観てもらえば理解してもらえるはず。


男性の独り暮らしで、猫を飼われている方をあまり見かけませんが、男性も飼うと良いと思うんですよねぇ。モテますよ…? 笑
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ヒトと愛猫の生活情報誌「ねこのきもち」
 
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