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2013年10月23日

猫も杓子もシェアハウス 猫専用が登場

 

「猫と住めるシェアハウスを作ろうと思っているのですが、相談に載ってくれませんか?」というお問い合わせを立て続けに頂きました。流行ってますね、シェアハウス。一見、良さそうに思えるアイデアですが問題はないのでしょうか?検証してみたいと思います。

猫専用シェアハウスにするメリット


他の人が猫の世話をしてくれる。
シェアハウスに住む=単身者をターゲットにしているのは明らかです。狭い専有スペースで我慢できて、お風呂やトイレ、ダイニング、キッチンといったライフスペースの共有することを厭わない人じゃないと厳しいです。必然的に若い人が中心になると思われます。こうした人々が猫と住みたいと思った時、ネックとなる筆頭はこのブログで何度も書いているように、急な出張や深夜残業などで猫の世話が出来なくなる/遅くなること、長期の旅行に行き辛いこと、です。シェアハウスで飼うとなると、この問題が解消される可能性が高くなります。もちろん、自分の猫のお世話をしてもらう以上、他の人の猫も面倒を見なければいけませんが。しかし猫好きは得てして「どんな猫も好き」なので、それが苦になる人はほとんどいません。(断言。)

猫関係で困ったことを気軽に相談できる。
「猫が好きだから飼いたいけど、これまで一度も飼ったことがないし、どうやって接すれば良いか分からないから飼えない。」という人が少なからずいます。こういう人には、先輩猫飼いがいると安心して飼えますね。

猫専用シェアハウスにするデメリット


続いて、デメリットを検証してみましょう。

猫にとってストレスになる可能性がある。
猫は犬と違って「群れ」を作らない動物です。時折、ノラ猫同士がうなり声を上げて喧嘩しているのはこのせいです。とは言え猫も無用な喧嘩は避けたいので、鉢合わせた猫同士、眼を合わせないといったストリートの仁義があります。(笑)しかし仔猫から人間に育てられた猫は、こんなルール、知りませんからね。速攻で喧嘩になります。
シェアハウスに猫を連れてくると、例えば5部屋のシェアハウスでそれぞれ2匹づつの猫を飼っていれば、計10匹の猫が共同生活することになります。もちろん、猫カフェのように猫同士が上手くやって行くケースも多々あるとは思いますが、元来、単独行動が基本の猫にとって、また社交性に欠ける、人見知りをするような猫だと、この共同生活が多大なストレスになる可能性が高いと思われます。個体差があるものの、ある程度は「馴れ」るでしょうが、必ず猫が逃げられるスペースを作っておいてあげる必要があります。

団体行動時の猫の困った行動。
「個体差がある。」ことが前提ですが、猫は案外、性格が悪いのです。(笑)どういうことかと言うと、自分より格下と見なした猫にだけ攻撃を仕掛けたり、餌を横取りしたり、寝ているところを奪うような無用な喧嘩をふっかけたり、複数の猫が一緒の空間にいると、こういうことが往々にして起こります。いじめられる方はたまったものじゃないので、当然ながらストレスが溜まります。そうすると猫はどうするか…

人間に嫌がらせをします。

トイレではないところに糞尿をしたり、オシッコをひっかけるスプレーをしたり、人間に対して攻撃的になったり、と言ったところが代表例でしょうか。これ、猫は飼い主に一生懸命、訴えてるのですよ。「ここ嫌だ!」って。いずれにせよ猫の嫌がらせは、なにがしか彼らの「気に食わない。」ものがあるときです。

Gatos Aptを建てる一時期、実家を仮住まいにしていたことがあります。実家には2匹のオス猫がいます。生まれ落ちた時から世話をしていた猫たちなので顔見知りなのですが、彼らにはしょっちゅうスプレーをされました。「ココは元々、ボクたちが住んでたんだぞー!」ということを訴えていたのでしょうね。我々が引っ越したら、パッタリとスプレーは止まったそうです。

逃げた時はどうするのか?
共用スペースが多くなればなるほど、人の出入りが激しくなります。ウチ猫であることが大前提として、猫が外界へ簡単に出られないようにする工夫が必要です。飼い主が外出する時、猫は共用スペースにいたとします。もし誰かの部屋の窓が開いていて、そこから脱走した場合、どうするのでしょうか…。幸運にも見つかれば良いですが、万が一、迷子になって帰ってこなくなったりしたら、住み辛くなりませんかね。

猫が怪我したら?
猫同士の喧嘩って結構、壮絶なのです。眼が潰れてしまったり、耳を喰いちぎられたり…ここまで壮絶なのはノラ界での話しではありますが、もし住人の猫同士が喧嘩をして、病院に行くような大きな怪我をしてしまったら…という可能性はあると思います。

トイレは?
前回にエントリーでも書いた通り、猫トイレは頭数+1が必要というのが定説です。とすると共用スペースのリビングあたりは猫トイレだらけになりそうです…。そして猫は当たり前ですが「これは私のトイレ!」と認識しません。なので用意したトイレのどこかですることになりますが、猫砂は慣れたものじゃないと嫌がる子もいるので、そういう子にはこれもストレスになりそうです。

シェアハウスに住む期間は?
一般的に、猫は場所に依存する生き物と言われています。恐らくシェアハウスに住むのも1〜2年というのが一般的なのではないでしょうか。頻繁に住環境が変わることは猫にとってストレスになります。

シャアハウス専用の仲介サービスも


猫専用のシェアハウス、探してみたらすでにありました。ココです。7.2平米から13.2平米のお部屋が¥54,000から¥79,000だそうです。HP上だと、あと2部屋が空いている模様。(2013年10月現在)

社交性のある子なら…


もしあなたの飼っている猫が社交性に富んだ子なら、シェアハウス住まいも大丈夫かもしれません。人見知りをする、知らない人がいると「借りてきた猫」のように石になってしまう子の場合は、諦めた方が猫にとっては良いかもしれませんね。
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